くつ下づくりの発展に伴い、1915年に発足した兵庫県靴下工業組合は、くつ下にまつわる事業者組合として日本で最も古い組合の1つです。加盟事業者の中には創業100年以上の事業者も多数存在しています。
こうした長い歴史の中で培われた伝統と確かな技術が、兵庫県のくつ下づくりを支えてきました。職人が1つ1つ丁寧に編み出す、安心で安全なくつ下は、高い品質と快適な履き心地は、長きに渡り愛されて続けています。

全長、流域面積共に兵庫県最大の河川である加古川の水流と、温暖少雨で年間を通して穏やかな気候である、瀬戸内気候。この2つの地理的要因が、綿花栽培や加工に適した土地として、長きに渡り綿産業を支えています。

厳格な審査を用いて、Hyogo Qualityの品質は保たれています。履き心地や実用性などはもちろん、長きに渡り愛されるくつ下のみがHyogo Qualityというブランドを形成しています。

何十年もの間、ひたすらにくつ下を作り続けてきた職人が、兵庫県のくつ下を支えています。1つのくつ下を作るため、機械のメンテナンスから製品の製造など、今なお職人が手仕事で行っています。

兵庫県は、奈良県と東京都と並び、くつ下生産の全国三大産地を形成しています。なかでも、兵庫県産くつ下の多くは加古川市周辺で生産されており、紳士用くつ下においては、兵庫県が日本一の生産数を誇ります。